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ミシンキルティング

ウォーキングフットとダーニングフット
ウォーキングフットとダーニングフットはともにミシンの押さえの種類です。ウォーキングフットは直線縫い専用で、キルトトップとバッティングと裏布を重ねたために厚すぎてうまくいかない布送りを助ける働きをします。ダーニングフットは、曲線縫い専用で、布を動かすことによって前後左右自由に針運びができます。押さえの力に制御されないので曲線縫いにむいています。ただし、美しく仕上げるにはかなりの練習が必要です。ウォーキングフットとダーニングフットは、お買い求めになられたミシン取扱店に問い合わせ、機種にあったものを購入します。


ミシンキルティングする時は綿100% のミシン糸、もしくはミシン用の刺繍糸を使います。キルトトップの布に栄える色、あるいは少し濃いめの同系色を選びます。また、キルトトップに何種類ものを布を使った場合、ミシン糸をその都度変えるのが大変です。この場合、透明なナイロンの糸を使用するとどんな布の色にもあいます。また、上糸と下糸は必ずしも同じ糸でなくてもかまいません。特に上糸に高価な糸を使った場合やナイロンの糸を使った場合、下糸は裏布の色にあわせた色を使用します。ただし、下糸の色が表に響かないように上糸の調子をゆるめに設定します。 糸の色は上糸と下糸ともに、使用する布の濃い色にあわせて選びます。比較的薄い色の布ばかりを縫う時には、白かオフホワイト、薄めのグレイなどが適しています。比較的濃い色の布ばかりを縫う時には、茶色か濃いめのグレイが適しています。布の色の変化によって糸の色を変える必要はありません。白、オフホワイト、グレイ、茶のいずれかの糸で間に合います。又、上糸と下糸の色は、必ずしも同じでなくても支障はありません。

ミシンキルティングの方法

1.ウォーキングフット、或いはダーニングフットをミシンに備えつけます。

2.ウォーキングフットを使う場合は、ミシンの縫い目を、1cm あたり、3目くらいに設定します。ダーニングフットを使う場合は、縫い目の大きさの調整は必要ありません。布送り調整を下ろしておきます。

3.後の処理のため、上糸と下糸の遊びを少なくとも10cm前後残しておきます。

4.縫い始める位置に針を落とし、軽く手を添え援助しながら縫います。とめる時は布が動いてしまわないように、針は一番下まで落としてからとめ布の方向転換をします。ダーニングフットを使う場合は、布を回転させて方向転換するのではなく、布を前後左右に動かしながら縫い進めます。

5.全てのキルティングラインを終えたら糸の処理をします。上糸、下糸ともにキルトの裏面にだし結びます。毛糸のとめ針のような大きめの針を使ってキルトの中に埋め込み適当な位置で外にだし切りとってしまいます。

タイ(結ぶ)

毛糸や刺繍糸を針に通し、等間隔にとめていく方法です。糸は、布を傷めずに通るくらいの太さを選び、天然の糸より合成糸の方が解けにくいようです。糸の色は、キルトトップの布に栄える色、あるいは少し濃いめの同系色などを使います。針は、毛糸のとじ針のような太い糸を通せるものを使用します。タイ(結ぶ)する間隔は、中でキルト綿が踊ってしまわないように、25cm以上はあけません。列を作って規則的にタイしたり、ブロックやデザインのコーナーなどを結びます。

タイ(結ぶ)の方法

1.十分な長さ(2mくらい) の糸を針に通し二重にします。コブは作りません。タイする位置に真下に向かって垂直にさします。

2.針が床に触れたら小さなステッチで垂直に表まで戻します。糸の長さが続く限り切らずに、次にタイする位置をすくいます。後で結ぶので、結ぶのに十分な長さを確保しておきます。

3.ステッチとステッチの真ん中で糸を切って片結びにして出来上がりです。

4.糸を3cm ~4cm に切りそろえます。

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